私もライブを通じてファンのみなさんの近くに行って

２００８年に放送されたアニメ「マクロスＦ（フロンティア）」の人気キャラクターシェリル・ノームの歌パートを担当した歌手、Ｍａｙ’ｎ（メイン、２２）が９日、新曲「Ｃｈａｓｅ　ｔｈｅ　ｗｏｒｌｄ」をリリースする。欧米からアジアまでをめぐるワールドツアーも決まっており、アニメから飛び出した“歌姫”は、世界規模に脱皮しようとしている。

　新曲はＴＯＫＹＯ　ＭＸで放送中のアニメ「アクセル・ワールド」（金曜深夜０時半〜、関西地区は毎日放送土曜深夜）の主題歌。Ｍａｙ’ｎも「原作小説を読んではまりました」と語り、音楽プロデューサー、浅倉大介（４４）とコラボをしている。

　かねてから「シェリルは原点」と語り、主にアニソンの主題歌を歌い続けている。「普段では言えない『愛』『勇気』『正義』という言葉が入っているのがアニソン。ダイレクトな思いを伝えられるのがいい」と語る言葉にも力がこもる。

　２０１０年から２年連続で日本武道館でワンマンライブを行ったが、Ｍａｙ’ｎの歌声は、日本にとどまらない。２３日からは初のワールドツアーが待っている。川崎を皮切りに日本の２３都市だけでなく、米ロサンゼルスや香港、独仏韓などを約半年かけて回る壮大な計画だ。

　過去にも海外でライブを行ったことがあるＭａｙ’ｎは、「日本と変わらない熱気。インターネットなどで情報を入手しているようで、日本語で大合唱してくれます。私もライブを通じてファンのみなさんの近くに行って、直接触れあいたい」と目を輝かせた。アニメ Tシャツ
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