『コクリコ坂から』はGKIDSの配給で年末に、『借りぐらしのアリエッティ

米国のエンタテインメント業界誌のヴァラエティによると、2013年のゴ-ルデングローブ賞(Golden Globe Awards)の長編アニメーション部門(Best Animated Feature Film)の選考対象作品は12本になった。このなかに日本のアニメ映画『コクリコ坂から』と『借りぐらしのアリエッティ』の2本が含まれているという。
ゴ-ルデングローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会が選考、選出する映画とテレビのアワードである。70回目を迎える2013年は、2012年の公開作品を対象としている。
コクリコ坂から』はGKIDSの配給で年末に、『借りぐらしのアリエッティ』はディズニーの配給で2月に公開となった。スタジオジブリの大作映画が2本同時に選考対象に含まれる。

今後、ハリウッド外国人映画記者協会は、選考対象作を3本から5本のノミネート作品に絞り込む。こちらは12月5日に発表される。さらに年明けに最優秀作品が決定する。
コクリコ坂から』と『借りぐらしのアリエッティ』のライバルとなる作品は、ハリウッドの大作映画が多い。ディズニー作品では、ピクサースタジオの『メリダとおそろしの森』、ディズニ^スタジオの『フランケンウィニー』、『シュガー・ラッシュ』がある。また、ドリームワークス・アニメーションからは『マダガスカル3』、『不思議の国のガーディアン』、さらにソニー・ピクチャーズは『モンスターホテル』と同社が配給する英国アードマン・アニメーション制作の『The Pirates! Band of Misfits』、さらに『アイス・エイジ4』(20世紀フォックス/ブルースカイ)、『ロラックスおじさんの不思議な種』(ユニバーサル/イルミネーション)がある。
GKIDS配給の『コクリコ坂から』とLAIKA製作・フォーカス・フィーチャーズ配給の『ParaNorman』は、独立系作品では貴重な存在だ。

ゴ-ルデングローブ賞と並ぶ米国の大型賞であるアカデミー賞は、11月3日にやはり長編アニメーション部門の選考対象作品を発表している。こちらはゴ−ルデグローブ賞より多い21作品が挙げられている。
借りぐらしのアリエッティ』はこの中に含まれていなかった。一方で、アカデミー賞に含まれていた『神秘の法』は、ゴールデングローブ賞の選考対象に入らなかった。
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